連続の雑記!
今回はC86のレポート的な感じになっちゃってますね。えへへ(幼女風)
同人は好き嫌いがハッキリと分かれますし、商業と違ってアフィリエイト的にそんなに利ゲフンゲフンさてレポートを始めようか(キリッ)
予め言い訳しておきます。同人なのでマニアックなものが多いです。なのでおまけ扱いとして雑記で取り上げるのです。そろそろ商業一作だけで記事に出来るといいのになぁ……(商業もマニアックじゃん……)
あと、今月と来月忙し過ぎてちょっとブログ更新してる暇がマジで無いんですわ……。
この雑記も実は8月20日の段階で出来上がっていたんですけど……8月より9月っしょw(チャラ男風)ということで9月1日に晴れて日の目を見ることが出来た次第です(´・ω・`)
なので9月はこの雑記で打ち止め、10月は何とか頑張って更新……無理なら過去作でごまか……過去作で彩ります♪
さて、ではそろそろレポートを始めますね。
『マヨイヒツジの果樹園』
マヨイヒツジの果樹園↑のリンクをクリックで作者様のページへアクセス♪アクセス♪
同人ノベルゲームです。というか最近同人率高いな……。
ダーク要素は、薄いようで濃いようでそうでもな……くもない(どっちだよ!)な感じの作品でした。
OP、キャラデザ、雰囲気、どれも爽やかです。だけどどこか幻想性もある独特の世界観で物語が展開していきます。
序盤はそのま~んま学園モノで、ケロっと進みます。ゆるふわっとした女の子達と新任教師のドタバタコメディ、みたいな。
それだけなら良かったのにね(ぼそ)
神話ネタ、哲学ネタが結構な割合で出てきます。
罰は赦しを与える為にある、とか、そういうテーゼが好きな方にはドンピシャかと思われます。
主人公が自称クズなので卑屈過ぎてついていけないケースも想定されますので注意。
え~っと、あんまりこういう話題をネットで振るのもどうかと思うのですが、死刑についてどう思いますか?
なんて訊きはじめたら最後、死刑廃止論とか肯定論とか死刑の方法を変えるべきだとかそういう色々な主張が飛び出すと思うのですが……
今作では、”罰”について究極的に追及した一作になっているのではないかと推察致します。
まぁ、作者様が何を伝えたいかという思想と、読み手がどう受け取るかが合致しないのが創作の奇妙に憎らしくも面白いところなので、
断定は出来ませんが、少なくとも私は”罰”がテーマかなぁ、と思いました。
作者様的には多分”罰”よりももっと注目して欲しい部分があるのかなぁ、とは思うのですが……まぁ、はい。一番頭に入り込んできたのがこのテーゼだったので、
これメインで書いちゃいますφ(..)
人それぞれ”罰”についての価値観はあるかと思いますが、今作はその価値観の一つを提示してくれます。
あとは……性善説と性悪説を絡めたお話や、社会(システム)とは何か? という問いかけや、幸福が義務なら権利とは何ぞや? とか、
記憶を抹消して人格を消すことは殺人と定義されないので合法である、とか、いや殺人と同じだ! とか、
記憶を消す前の人格と消した後の人格はイコールの関係か、否か、など……
色々と興味深いテーゼや問いを扱っております。
嫌いな方は「ほんっと嫌い!」ってなるか、「うおぉ!」って感動するか、「なるほど」と思うか、様々かと思われます。
ちょっとこの辺りのテーゼは様々な方の琴線に触れるデリケートな部分でもありますので、プレイなされるならそこは予め心の準備をしておいた方が良いかもしれません。
その”罰”が執行される時の報われない残酷さには痛切な何かが、あります。その”何か”をその目でお確かめください。
前作の『Blue』は挫折してしまったのですが、今作は最後まで読めたので前作無理だった方も試し読みしてみてはいかがでしょうか。
あまりにもテーマがシリアス過ぎて記事もなんか真面目な仕上がりになってますね……。
今までのダーク要素とはかけ離れた別分野の残酷さがございますので、ご理解とご協力の程、お願い申し上げます(車内アナウンス風)
『喪失の少年少女 第二部;死』
喪失の少年少女第一部;殺の続きって訳ではなく、別の視点から事件を見つめたお話。
第一部である程度の展開は分かっているので、新規性は無いがキャラクターが生き生きとしていて良かったです。
第三部に期待……。

『キョンシー×タオシーC86版』

動感覚ビジュアルノベルゲーム……です。
前作『ですろり』『リヴァイアサンのセカイ』を創っていらっしゃる作者様の新作です。
とにかく動く動く。アニメーションとノベルゲームの融合を果たした注目作。道術士なる者達の抗争を描いた物語という感じです。主人公が元殺し屋でのほほんキャラ、ヒロインがアホ可愛いけど優秀な道術士、という組み合わせ。サブヒロインの殺し屋が腹黒お姉さんで裏切ったり操ったりしてくるので面白いですw 完成が待ち遠しいですね。声アリで役に合っているので豪華ですよ。
あとはそうそう、『ゲーム理論』を息をするかのように自然体で物語に組み込んでいるところも見どころです。工場長とイェン姐さんが情報の値段で交渉する場面。交渉の勉強になりますね。
今作はそこまでマニアックな要素はなく、コメディと熱いバトルと豆知識がふんだんに散りばめられていて読みやすいし親しみやすいので色々な人に自信を持ってお勧めです。ただこれから先どうなるかは分からないので、気付けばとんでもなくマニアックな一作になってる可能性も無きにしも非ず。
同人なのに万人受けするのってなかなかないんですよね。『EDEN 最終戦争少女伝説』や『グッバイトゥユー』ぐらいかな。私が知っているのだと。『八つ数えろ』も万人受けしそうではあるけれど。あ、話逸れてる。戻そう戻そう(よいしょ、よいしょ)。
前作、前々作と比較するとコメディ要素が強い気がしますね。スナッフビデオの撮影準備などの緊張感のあるシーンにアホなネタを盛り込んでこられたりすると不意打ちで笑ってしまうw 誤射で射殺未遂ネタも笑いましたw
ジャンルは……ダークコメディ? 残酷で容赦ないけどユーモアが光る謎クオリティー作品。お勧めお勧め。体験版は無料でお気軽に出来るからぜひぜひ一読してくださいませ(´・ω・`)
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